アグデパンケ農園ってこんなとこ

私たちは、15年前に、神戸から移住して就農しました。

農協には出さずに、直売がメインです。レストラン、デパート、こだわった八百屋で扱ってもらったり、加工品は台湾にも輸出させてもらったりしています。

アグデパンケ農園は、北海道蘭越町にあります。

「らんこし」町と読みます。聞いたことがない方がほとんどですよね。

ニセコの隣町、というとわかってくださる方が多いでしょう。

羊蹄山が見える、静かで、美しい場所。

アグデパンケ農園は、田舎町のさらに田舎。山の中。

町の人たちから「山の家」と呼ばれるような場所にあります。

冬はもちろん、雪が降ります。

厳しい自然ですが、だからこその、美しさ、素晴らしさがあります。

我が家の水は、湧き水をそのままひいてきています。

娘は、都会で買う、どんなペットボトルの水よりも美味しいと言います。

この水も、たくさん降る雪のおかげ。雪が溶け、大地にろ過され、湧き出てきているんですね。

そうそう。じゃがいもマチルダも、この雪のおかげで美味しくなります。雪の下にひと冬寝かして、ほり出すのです。デンプンが糖に変わり、驚くほどの甘さになります。

そして、春。

白い景色が、緑に変わります。

毎日新しい植物が芽吹き、世界が輝きます。

これまで関東にも関西にも、東北にも住みましたが、この春のパワーは北海道ならではだとおもいます。

アグデパンケ農園の紫アスパラガスは、春になった、喜びにあふれた味がします。湧き水を吸い込み、ながい冬をじっと雪の下で耐え、暖かくなったらニョキニョキと顔を出してきます。

私たちについて

栽培の目的は自分たちが安心して食べること。暮らせること。

いくつか、私たちが大切にしていることを紹介しましょう。

農産物を通して社会貢献をする

主にじゃがいもをホームレスの炊き出し、難民支援、震災の時には被災者支援を長く続けてきた。最近はこども食堂へ送付している。

15年以上農薬を使っていません

農薬を使う理由は生産性を上げて収益を確保するためです。

散布する人も身体に悪いものを直接近いところで触るのですから本人も身体によくないし、家族にもよくありません。出来れば使いたくない。

しかし生きていくためには収益を上げないと自分が、家族が暮らしていけない。だから渋々仕方がない、国も認めているし良いよねと納得させて散布しています。

では私はどうなのか?

収益がなくても暮らしを我慢します。

私は20年前まで神戸で会社に勤め普通の生活をしていました。妻が末期の癌にかかり1~2ケ月の余命と言われたとき、本人の気力と八百万の神にお願いし3年生きることが出来ました。生きようとする力、大自然のたくましさを感じました。

土中の微生物、小さな虫、雑草にもなにか意味があるような気がしています。
大自然に感謝して生きていたいのです。

15年以上除草剤を使っていない畑で栽培をしている

減農薬農家で農業の研修を20年前ぐらいにしました。

除草剤を散布も私の仕事でした。

散布をはじめると涙がでて、鼻がズルズル出はじめました。自分で始めたらこれは絶対にやりたくないと感じました。

一般栽培ではじゃがいも栽培の際 収穫前に枯萎剤という除草剤を散布します。

みごとに枯れます。これで収穫の機械が入りやすくなります。

私たちは必至に手で草取りをしています。

少ない肥料で栽培しています

米ぬか、魚粕を散布しています。

植物を栽培するときに沢山の肥料がいるのでは?と思いがちですが、どの作物も肥料が少ないほうがサイズは小さいですが味は良いです。

こんな私たちの野菜、ぜひ一度食べてみてください。

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